今日は無課金で攻略するクリストスペルシリーズ。黒デッキについて話していきます。
黒デッキは相手の攻撃力や体力などを下げて、相手を無力化して勝負をしていくスタイルになります。
味方ユニットを生贄にカードを引いたり、墓地を使ったダメージなど他とは戦い方に工夫が必要なデッキなので、通常の戦い方とは異なる中級者向けデッキです。
新リーダーでもあるアミルはユニットを変身させるクリプトスペルや体力増減/手札増減など面白いものが多いです。
単純に強いのが変身になりますが、他のクリプトスペルも戦法次第で活用できるカードになります。
黒デッキ(アミル)の特徴
デッキごとの特徴は黒デッキのみに属する「ギルドカード」とリーダーの特殊能力にあたる「クリプトスペル」で決まります。
アミルのクリプトスペル
デフォルトのアミルの「クリプトスペル」は……
- 0マナ:味方リーダーを10回復あるいは10ダメージ
- 1マナ:味方あるいは相手はカードを3枚ひく
- 2マナ:味方天使1体を5/5のグレンデルに変身させる
になります。
優秀なクリプトスペルが2マナの変身カードになります。
0マナから出せる「ティンカーベル」を生贄にすることで、序盤から5/5の強力ユニットを生成することができます。
他のクリプトスペルはパッとしない雰囲気がありますが、0マナの10回復は反撃デッキに活用ができそうです。
反撃系のユニットを出し尽くした後に、リーダー回復をすることで反撃デッキのデメリットを解消できます。
1マナのカード3枚は普通に強いですが、相手にカードを3枚ひかせることもできることを活用し、相手のデッキを無くす勝ち方にも活用できます。ただしこの戦略は他に相手に手札を引かせるカードが複数必要になるので、無課金デッキでは厳しいといえます。
なので無課金なら、5/5グレンデル生成を選びのが吉でしょう。
アミルの解放条件
黒デッキのリーダーで最初に使えるのはリッチになります。
アミルはゲームを始めたばかりだと解放されていません。
アミルの解放条件は……
- リッチでフリーバトル150勝
- 1000SPLで購入
のどちらかになります。
フリーバトルの勝利はそのまま月間チャレンジの消化にもつながるので、無課金で稼ぐために必須になります。
課金以外に無課金でも緑デッキで何度もバトルをしていれば、そのうちに解放するので、ぜひトライしてみましょう。
進行状況は「MISSION」で確認できます。
黒デッキ専用のカード
黒デッキのカードは悪魔系が多く、相手の攻撃力や体力を下げるものが多いです。
通常はダメージ系の効果が多いですが、悪魔系は相手ユニットの攻撃力を下げる効果もあるので、撃破できなくてもメリットがあります。
相手ユニットをどんどん無力化していき、長期戦展開で勝つスタイルが黒デッキの本骨頂といえるでしょう。
黒デッキオススメカード(1マナ)
1マナでは強力な「リリス」やノーマルカードの「ゴブリン」など使えるカードが多くあるのが黒デッキの特徴です。
- リリス(1/2):ランダムな相手ユニット1体を-1/-1する【死亡時】
- 消化:味方ユニットを1体破壊してカードを2枚ひく
「リリス」がとにかく強いです。2枚あるならデッキに複数入れてもいいでしょう。
ステータスは1/2と低めですが、撃破されるとランダムな相手に-1/-1できるので、体力1なら撃破。体力が残ってても攻撃力を減らすことができるのは強みです。
「消化」は味方ユニットを破壊の代わりにカードが引けるというもの。
破壊系のユニットカードと併用すれば、相手ユニットを破壊した上でカードも引くことができます。
黒デッキオススメカード(2マナ)
2マナ帯では「量産スケルトン→ゾンビコンポ」など黒デッキのいやらしいスタイルを見せることができます。
- ゾンビ(2/2):味方ユニット1体を2/2のゾンビに変身させる【召喚時】
- 屍の魔術師(2/1):1/1のスケルトンを2体出す(死亡時)
- 忌まわしきもの(0/6):ターン開始時、このユニットを+1/-1する
- 不死者の果樹園(0/3):ターン終了時、1/1のスケルトンを1体出す【攻撃不可】
「ゾンビ」は場にいる味方ユニットを2/2に変化させることができます。0マナのスケルトンを事前に出しておけば+1/+1になるので相手にとっては脅威です。
序盤はできるだけ、相手に場にユニットを量産させないように展開していくことが黒デッキの勝利の肝になります。
黒デッキオススメカード(3マナ)
攻撃力自体は低いものが多いので、どんどん量産体制をしていきましょう。
相手のユニットをできるだけ除去して、こちらが常にユニット数で上回るようにしていければ一番です。
- コープス・クラフター(2/3):1/1のスケルトンを1体出す【召喚時】
- ヴァンパイアデューク(3/3):【ドレイン】
- 冥府の奏者 オルフェウス(2/2):味方の悪魔1体のステータスを3/3にする【召喚時】
- 邪本のネクロマンサー(1/2):自分の墓地を2消費して黒のマジックボトルを2枚手札に加える【召喚時】
「ヴァンパイアデューク」の【ドレイン】は攻撃して与えたダメージの分、味方リーダーを回復することができます。戦いを長期化するのにうってつけのカードです。
「冥府の奏者 オルフェウス」はステータスを上げることができるユニット。スケルトン量産から2マナのゾンビやこれを使ってステータスを上げていくのが序盤のオススメ展開になります。
「邪本のネクロマンサー」は墓地を消費する代わりにマジックボトルを入手できます。
クリプトスペルで墓地に関連するものを選んでいない場合はデッキに入れるのも手です。
黒デッキオススメカード(4マナ)
黒デッキの特徴である、ステータス低下効果を味わえるユニットを使って相手を無力化していきましょう。
このあたりのユニットは体力は高いですが、攻撃力は最高でも4あたりなので、撃破はできなくてもほぼ無力化できます。
- スペクター(1/4):【毒殺】
- 闇の祭事(2/2):相手ユニット1体を-2/-2する【召喚時】
- 衰弱の疫病:すべての相手ユニットを-1/-1する
- 生命吸収:最も体力の低いランダムな相手ユニットを1体破壊してその体力分味方リーダーを回復する
「闇の祭事」は場に出した時にユニット1体を-2/-2できるユニットです。相手が強いユニットを出してもこれのおかげでダメージソースが減るので、相手の出鼻をくじくことができます。
「スペクター」は1ダメージでも相手に与えれば破壊できるので、使い方次第では強いです。
体力が4と高めに設定されてるのもいいですね。
「生命吸収」は最も体力の低いランダムな相手ユニットを1体破壊してくれるカードです。
相手の場に1体しかいない場合は、強ユニットでも破壊できるので重宝します。
黒デッキオススメカード(5マナ以降)
マナ数の大きい黒デッキのカードの中でオススメをまとめてみました。該当するマナ数は【5】などでつけています。
- 【5】ダークエルフの脱走者(3/5):悪魔以外のすべてのユニットを-1/-1する
- 【6】死霊の導き:すべてのユニットを-3/-3する
- 【6】鞭の悪魔(6/5):【飛行】
- 【8】感染の悪魔(5/5):ダメージを受けているすべてのユニットを破壊する
「ダークエルフの脱走者」は悪魔系で揃えているデッキなら、相手だけに-1/-1できます。ステータスも普通に強いので悪魔系デッキには入れるのをオススメします。
「死霊の導き」は相手ユニットが場を支配してるときに使えるカードです。劣勢の時に使えるので、入れておくと助かります。
「感染の悪魔」はダメージを受けてるユニットをすべて破壊できる強力なユニットです。
黒デッキには体力-1系の効果を持つカードがたくさんあるので、これらを使ったあとに場に出せばそれだけで全ユニットを破壊できます。
黒デッキに入れたいノーマルカード
デッキは30枚までカードを入れることができます。
黒デッキ専用(ギルドカード)のカード以外にもノーマルカードがあり、これはどの文明のデッキを選んでも入れることができるカードになります。
ノーマルカードとデッキ専用カードとの組み合わせで強力なコンボができるカードもあるので、黒デッキにオススメしたいカードを選定してみました。
オススメノーマルカード(0〜2マナ)
- 【0】ティンカーベル(0/1):【前衛】
- 【0】スケルトン(1/1)
- 【1】ゴブリン(2/2)
- 【1】レッドゴブリン(2/1):ランダムな相手1体に1ダメージ【死亡時】
- 【2】キュクロープス(3/2)
- 【1】死のアルコン:味方リーダーの体力を10にする【召喚時】【死亡時】
- 【2】生のアルコン:味方リーダーの体力を10にする【ターン開始時】
0マナで出せる「スケルトン」は「ゾンビ」などのステータス上昇ユニットと併用して使うと強いです。
1マナの悪魔系ユニットはすべて強力で、レッドゴブリンは死亡時に相手にダメージを与えるので、相殺できる可能性が高まります。
「キュクロープス」は2マナで攻撃力3という強力な悪魔系ユニットになります。
アミルのクリプトスペルを利用するならば、ぜひ入れておきたいのが天使系のユニット「ティンカーベル」です。
0マナで出すことができるので、2マナで5/5のユニットに変身することができます。事前に出しておけば、変身したターンでそのまま攻撃ができるので序盤で有利に戦線を維持できることが可能です。
他にも反撃デッキで攻めて、のちにクリプトスペルを使って10回復をすることもできます。
そのために使えるのが「死のアルコン」「生のアルコン」です。
オススメノーマルカード(3〜4マナ)
- 【3】業火の崇拝者(1/2):攻撃力2以下の相手ユニット1体を破壊する【召喚時】
- 【3】毒吐きインプ(1/1):他のすべてのユニットに1ダメージ【召喚時】
- 【3】溶岩の魔神(2/4):【前衛】
- 【4】武装するキュクロープス(5/4)
「業火の崇拝者」は攻撃力2以下の相手を撃破できるユニット。相手の前衛などに使えるので、汎用性が高いです。
「毒吐きインプ」は全ユニットに1ダメージを与えるユニット。緑デッキなど量産しようとしているデッキ相手に使えます。
「溶岩の魔神」は悪魔系で数少ない前衛系ユニットです。悪魔で揃えたい人はぜひ入れましょう。
オススメノーマルカード(5マナ〜)
- 【6】強欲な悪魔(8/4)
- 【6】黒い仔山羊(2/2):前衛を持つ相手ユニットを1体を破壊する【召喚時】
- 【7】複眼の悪霊(2/4):召喚時、カードを2枚ひく【連撃】
「黒い仔山羊」は前衛を無条件で破壊できるユニット。高マナ帯では攻撃力・体力が高い前衛ユニットが出てくるので、これで撃破しましょう。
「複眼の悪霊」はステータスは低いものの、出した瞬間にカード2枚を引くことができ、さらに【連撃】を持っています。
【連撃】は攻撃を2回できるので、強化ができればなおよしです。
まとめ:アミルデッキは序盤での強力ユニット生成が魅力
今回は黒デッキアミルのバトル攻略のためのオススメカードを挙げさせていただきました。
アミルデッキはやはり、2マナでの5/5ユニット生成が強いです。
ただし、悪魔系の体力強化カードはあまりないので、回復系カードを用意するのも手です。
生成したターンに一気にリーダー攻撃をどんどんしていきましょう。他のカードは場にいる相手ユニットを相殺したり、攻撃力を下げることで攻撃役の生存度を上げます。
たとえ、ダメージ系カードで「グレンデル」が破壊されたとしても、相手のダメージ系カードや撃破系カードを切らせることができるのでそれだけで役には立ちます。
問題点として、中級者以上は、変身を使う戦略がバレてるので、優先的に天使系ユニットを破壊してきます。
天使系ユニットがいなくては、クリプトスペルが紙切れになってしまうので、無理に前ターンで「ティンカーベル」を出さずに、同ターンで生贄召喚を処理するのも手です。