今日はクリプトスペルの反撃デッキについて書いていきます。
自分を背水の陣に追い込んで、ユニットを強化する玄人向けのデッキになりますが、ハマると強いデッキです。
実際に僕もこの反撃デッキにやられたことは何回もあります。
クリプトスペルの【反撃】とは
カードの効果には【反撃】というものがあります。
【反撃】ユニットの効果は強力なものが多いですが、反撃効果を持つユニットを場に出すときに味方リーダーのHPが10以下になっていないと効果が発動しません。
通常は、ゲーム後半にこの反撃を使って形成逆転を狙うカードになるわけですが、クリプトスペルやカードの組み合わせで序盤からリーダーのHPを10以下にして強力なユニットを出していくスタイルを「反撃デッキ」と呼んでいます。
無課金でも入手できる反撃ユニット
反撃ユニットはそこまで多くありませんが、無課金でも採掘で入手できるものがいくつか存在します。
反撃ノーマルカード
- 【1】キャロットの精(1/1):このユニットを+3/+3する【反撃】
- 【2】稲妻の爪(1/3):このユニットを+3/+0する【反撃】
- 【3】オーガのロケット戦士(3/3):ランダムな相手1体に3ダメージ【反撃】
- 【3】巨漢の伝令(3/2):カードを2枚ひく【反撃】
序盤でいきなり4/4でユニットを召喚できる「キャロットの精」や「稲妻の爪」は強力です。
反撃ユニットを入れるなら、普通にやるよりも序盤でリーダー体力を10以下にして相手の手札が揃う前に強化をして圧倒するのが強いことがわかります。
「オーガのロケット戦士」「巨漢の伝令」は3マナでも普通にステータスが高いユニットなので、追加効果でダメージやカードを引くことができるのは魅力です。
白デッキ反撃カード
- 【2】叱責:相手ユニット1体に相手の手札の枚数分ダメージ【反撃】
「叱責」は2マナで強力な敵ユニットを撃破できるカードです。
手札の枚数分なので、体力がかなり高いユニットでも1発で倒せるのは強みです。
青デッキ反撃カード
- 【2】懲罰:相手ユニット1体を破壊する【反撃】
こちらは白よりも強い無条件撃破カード。ランダムでもなく選択制なので、かなり強いです。
こうやってみると、反撃はやはり強いですね。
序盤で反撃効果を発動するには
反撃ユニットは低マナのものが多いので、どうせなら相手の戦力が整っていない序盤から一気に攻勢をかけていきたいところ。
ただ、簡単に味方リーダーの体力を10以下にするのもなかなかに難しいです。
そこで使えるのが白デッキ:ジークフリートのクリプトスペル「ジークフリートの護法」です。
- 2マナ:味方リーダーの体力を10にする ティンカーベルを2枚手札に加える
これを使えば、2マナ帯で体力を10以下にすることが可能で、さらに0マナ前衛のティンカーベルを2体出すことができます。
白デッキ以外でもノーマルカードを使うことで序盤で体力を10以下にすることが可能です。
- 【1】死のアルコン:味方リーダーの体力を10にする【召喚時】【死亡時】
- 【2】生のアルコン:味方リーダーの体力を10にする【ターン開始時】
この2体はまさに反撃デッキのためにあるユニットになります。
マナ1で出すことができる「死のアルコン」は召喚時だけでなく、死亡時にも体力を10にできるカードです。
「生のアルコン」は毎ターン体力を10にしてくれるので、生存させる限り、回復してくれます。
これらを組み合わせることで、白デッキ以外でも序盤で反撃ユニットを展開させることが可能です。
反撃デッキに入れたいノーマルカード
デッキは30枚までカードを入れることができます。
デッキ専用(ギルドカード)カード以外にもノーマルカードがあり、これはどの文明のデッキを選んでも入れることができるカードになります。
反撃デッキは序盤からリーダーの体力を10にしているため、序盤とはいえ、敵ユニットからの攻撃を受け続ければあっという間に負けてしまいます。
なので、ある意味では最初の手札が重要になってきますが、どんな手札が来てもやりくりできるカードの選択が必要になってきます。
また、反撃ユニットは言っても数は少ないです。反撃デッキはいかに反撃以外のユニットをどう選択していくかが重要になります。とくに前衛ユニットですね。
そして、大事になってくるのが回復系のカードです。
反撃の効果条件は『ユニットを場に出す時にリーダーの体力が10以下』になるので、裏を返せば、場に出した後は体力が10以上になっても問題ないわけです。
反撃ユニットを全て出し尽くしたあとのためにリーダーを回復させるカードをいくつか入れておくことで、強化された反撃ユニットが存在した上で、リーダーの体力デメリットを帳消しにしていく組み立てが重要になってきます。
オススメノーマルカード(0〜2マナ)
- 【0】ティンカーベル(0/1):【前衛】
- 【1】霧(0/3):【前衛】
- 【1】ゴブリン(2/2):
- 【2】グリフォン(2/1):【速攻】
- 【2】岩石の巨人(1/3):【前衛】
- 【2】ライフルドワーフ(2/2):相手1体に1ダメージ【召喚時】
- 【2】大魔術師(1/3):カードを1枚ひく【ターン開始時】
- 【2】竜騎士バロン(1/1):ランダムな相手ユニット1体に2ダメージ【召喚時】
反撃ユニットを出すまでの時間稼ぎ用の低コスト帯前衛ユニットを複数枚入れておくと楽になります。
また、召喚ダメージ系と場に出したターンに攻撃ができる【速攻】系ユニットも入れておくことで、敵ユニットを撃破し、反撃ユニットを生存させることにつながります。
オススメノーマルカード(3〜4マナ)
- 【3】業火の崇拝者(1/2):攻撃力2以下の相手ユニット1体を破壊する【召喚時】
- 【3】敬虔なる歩哨(3/3):【前衛】
- 【3】栄華の弓使い(2/2):全ての味方の体力を2回復する【召喚時】
- 【3】煌く一角獣(3/1):【速攻】
- 【4】フォースフィールド(0/7):攻撃不可【前衛】【鉄壁1】
- 【4】ホルスの門番(3/5):【前衛】
- 【4】ロックガーディアン(2/2):召喚時、2/2のロックガーディアンを1体出す【前衛】
召喚ダメージ系や召喚撃破系ユニットを中盤コスト帯でも入れておき、反撃ユニットの攻撃を活かしていきましょう。
中盤コストは体力の高い前衛系も豊富なので、守りも万全にしておくと強力です。
「栄華の弓使い」などの回復系ユニットは反撃ユニットの効果を発動させてから回復するようにしましょう。
オススメノーマルカード(5マナ〜)
- 【5】疾走の竜騎士バロン(5/3):【速攻】
- 【6】隠れる者 ヴァレン(2/2):攻撃力4以下の相手ユニット1体を破壊する【召喚時】
- 【7】密林の守護者(※/※):※は自分のマナ数に等しい【召喚時】
反撃ユニットがうまく展開できていれば、序盤での攻めで相手リーダーのHPもかなり削れてるはず。
そこで【疾走の竜騎士バロン】などの速攻系ユニットで一気にリーダー攻撃を仕掛けていくことで致命傷を負わせることができます。
後半は敵も強力なユニットが出てくるので、前衛ユニットや召喚ダメージ系を駆使し、相手のコマが揃うまでに一気に押し切ることが大事になってきます。
まとめ:反撃デッキは序盤でのやりくりが何より重要
今回は反撃ユニットを使った反撃デッキのバトル攻略のためのオススメカードを挙げさせていただきました。
反撃デッキはメインデッキにはなりませんが、ロマンがあるので、通常の戦い方に飽きてきた人にぜひ試して欲しいデッキ構成です。
反撃デッキといっても反撃効果を持つユニット自体はそこまで多くないので、「序盤を圧倒するために反撃ユニットを活かして、その後の後半の展開を楽にする」という認識でいいと思います。
なので、基本は通常のデッキ構成と同じで、そこに体力を10にする「アルコン系」や序盤のリーダー攻撃を許さない「前衛系」。中盤から後半のための「回復系」をデッキに入れるのが反撃デッキの構成になってきそうです。